メーカー、フリーランスからの大躍進──長年培ったノウハウと確かな分析力で売上に貢献

■ プロフィール
栗原 理絵(くりはら りえ)
シニアコンサルタント
化粧品メーカーで自社ECモールの販促を担当。
退職後、フリーランスのECモールコンサルタントとして活動し、累計20社を支援。
現在は「EC SUPPORTERZ」にジョインし、即戦力としてクライアントのECモール運用を支援している。
■ 「規模拡大への挑戦」
──なぜフリーランスからEC SUPPORTERZにジョインされたのですか?
栗原:
当時はありがたいことに企業様からECモール支援のご依頼を多くいただき、
私自身のキャパシティとしてはこれ以上受けられないほどクライアント支援をしていました(笑)。
そんな折、EC界隈で共通の知人から声をかけていただき、
当時この会社のことは存じ上げなかったのですが、要は「事業拡大中なので一緒に働かないか」というお話でした。
フリーランスから再び企業に属する選択は想定していませんでしたが、現場の詳しい話を聞くうちに、すぐに参加したいと思うようになったのを覚えています。
大手企業をご支援している機会があること、チームとしてのサポート体制や支援領域の広さに魅力を感じました。
■ 「最高の結果を生むLP改善のコツ」
──支援領域が広い印象ですが、栗原様の特に得意な領域はどこでしょうか?
栗原:
私が最も得意としているのはLPの改善です。
ECにおいてLPの重要性は言うまでもありません。
もともとデザインのブラッシュアップはフリーランス時代から得意でしたが、単に見た目を整えるだけの改善ではありません。
対象商品の競合調査やインサイト調査を通じ、データに基づいて「この商品のどの要素をLPで重点的に伝えるべきか」「このように表現すれば刺さるのではないか」といった仮説を立て、LPに落とし込むやり方を重視しています。
落とし込みの段階も非常に重要で、制作側の意図を消費者に正確に伝えるのは難易度が高い。
伝えたいことが正しくても、表現次第では数値改善につながらないことがあります。
私が一番こだわっているのは、キャッチコピー案からトンマナまで一貫性を持たせること。
LPは可変要素が多く、作り手の力量差が如実に出る領域だと考えています。
■ 徹底した分析が成功確度を高める
──栗原さんが思うEC SUPPORTERZの強みは何でしょうか?
栗原:
先ほどのLPの本質的な改善は、手前みそですが成果を上げるうえで大きな強みだと思います。
施策の成功事例が多いだけでなく、各施策の“練度”が成功確度を高めています。
どういうことかというと、EC、特にモール領域では、自社ECの広告運用と比べてアグレッシブな攻めのプロモーションはほとんどできません。
そうした受け身のチャネルでは、競合分析やインサイト調査を徹底し、消費者心理に基づいて施策を試行錯誤することが非常に重要です。
例えばLP改善は誰もが思いつき実行しますが、「どう変えるのか」によって施策の練度が変わり、結果として成功確度に差が生まれます。
■ 商品開発から月商数百万円への成長
──栗原さんの成功事例を教えてください。
栗原:
商品開発のご提案からご一緒した商品が、月商数百万円規模まで伸びた事例があります。
過去のご支援の中でも、とても嬉しかった実績です。
ギフトを扱うクライアント様を長くご支援していた際、売上の伸びが鈍化しており、ボトルネックが新商品の開発にあると捉えていました。
定期的な市場調査の中で、同ジャンルで伸びている商品を把握していたため、その情報を基に、商品の構成から価格設定までご提案しました。
課題認識が一致していたためすぐにプロジェクトが始動し、LPはゼロから設計。
リリース後は、市場調査の結果から高い期待を持っていたこともあり、驚くほど順調に売上が伸びました。
上手くいくときに見られる典型的なパターンでしたね(笑)。
■ 売上の追求がモットー
──今後、どのような支援に注力されたいですか?
栗原:
これまで多様な企業様をご支援してきましたが、「売上を伸ばす」という共通課題に対する解決策は本当にさまざまです。
特定領域に絞るつもりは現状ありません。
個人的には「とにかく売上を伸ばす」がモットーです(笑)。
ボトルネックになっている課題を見極め、最短距離で解決していく支援を常に心がけています。
■ 読者への一言
ECで販売されている企業様の中で、ECコンサルの導入は年々増えていると感じます。
たとえば楽天市場ひとつ取っても、新商品の投下が続き競合は増加の一途。
業績向上に苦戦する企業様が増えるのは必然です。
ECコンサルの導入は有力な選択肢ですが、企業ごとにサポート領域や得意分野は大きく異なります。
結局のところ、成功するかどうかは「EC企業様とコンサル会社の相性」が非常に重要だと考えています。
私たちも、ご相談内容に対して結果が見込めないと総合判断した場合は、お断りすることもあります。
まずはお気軽にご相談ください。
徹底的に調査のうえ、拡大の可能性や今後の行動指針をご提案します。
全力で伴走することをお約束します。