LINE公式アカウントの友だちを増やすための「友だち追加広告」。しかし、「友だち追加はできるけど、その後の売上につながらない」「単価が高騰して費用対効果が合わない」といった課題を感じていませんか?
今回は、LINE広告の友だち追加単価を抑えつつ、その先のCVR(コンバージョン率)を最大化するための具体的な戦略を解説します。なぜ友だち追加からCVRを意識する必要があるのか、そして、それを実現するためのクリエイティブやターゲティングのコツを徹底的にご紹介します。
友だち追加広告でCVRを上げるための3つの鉄則

LINE広告の友だち追加で成果を出すには、単に友だち数を増やすだけでなく、その後のアクション(購入、問い合わせなど)に繋げる視点が重要です。以下の点を意識して広告を設計してみてください。
まずは、目的を明確にしましょう。「友だちを増やす」こと自体が目的ではなく、 最終的に「ECサイトで商品を購入してもらう」「店舗に来店してもらう」など、友だち追加の先のCVを増やすのが目的なはずです。
目的が決まったら、それに合わせてターゲットやメッセージを決めることが重要です。どのような人に広告が届けばCVに繋がりやすいのか、ターゲットに刺さる特典や文言は何なのかを考えて広告を作りましょう。
例えば、公式LINEを使う目的が、新しい年齢層の顧客を開拓したい場合と、既存の顧客のリピート率を上げたい場合では、配信すべきターゲットも文言も全く異なります。以上のことを意識して広告を作りましょう。
そもそもLINE広告で友だち追加を増やすメリットとは?
「友だち追加広告」は、LINEのタイムラインやLINE NEWS、トークリストなどに広告を配信し、LINE公式アカウントの友だち追加を促すための機能。この機能を利用する主なメリットは以下の3つです。
- ユーザーとの継続的なコミュニケーションが可能になる
- メールマガジンよりも開封率の高いLINEを通じて、ユーザーと継続的にコミュニケーションを取ることができます。新商品情報やキャンペーンを配信することで、リピート購入や来店を促しやすいでしょう
- CVR向上に繋がる
- LINEはユーザーにとって身近なツールであり、企業との距離が近いのが特徴。直接的なコミュニケーションを通じて、ユーザーの購買意欲を高めることができるため、最終的なCVR向上に繋がりやすいのが大きなメリットです。
- 低コストでの運用が可能になる
- 友だち追加広告の単価は比較的安価です。他の広告媒体に比べて費用対効果が高く、少額からでも始めやすいのが特徴と言えます。
LINE広告の友だち追加単価の目安は?費用対効果を高めるための考え方

LINE広告の友だち追加単価(CPF:Cost Per Friend)は、業種やターゲットによって異なりますが、一般的に200〜1,000円程度と言われています。しかし、この単価だけで費用対効果を判断するのは危険です。
重要なのは「友だちを獲得するのにいくらかかったか」ではなく、「獲得した友だちから、いくらの売上が生まれたか」です。たとえば、友だち追加に1,000円かかったとしても、その友だちが3,000円の商品を購入してくれれば、広告費を回収できます。逆に、友だち追加単価が安くても、その後まったくCVに繋がらなければ、費用対効果は悪いと言えます。
CVRが高くない層に広告配信をしていたり、同じクリエイティブを使い回したりしていると費用対効果は下がっていくもの。定期的にターゲットやコンテンツを見直すことが重要です。
友だち追加単価を抑える!効果的なクリエイティブの3つのポイント
クリエイティブは、友だち追加単価に最も大きく影響する要素の一つです。以下3つのポイントを意識して制作しましょう。
【鉄則1】ファーストビューで「何の広告か」を一瞬で理解させる
ユーザーは一瞬で広告の良し悪しを判断します。ファーストビュー(画像や動画の最初の数秒)で「何の広告か」「何が得られるか」を直感的に伝えましょう。
【鉄則2】「友だち追加するメリット」を明確に提示する
「友だち追加してね」だけではユーザーは動きません。「今すぐ使える500円OFFクーポンをプレゼント!」「最新の〇〇情報をいち早くお届け!」など、友だちになることで得られるメリットを具体的に示しましょう。
【鉄則3】広告とLP(LINE公式アカウント)のトンマナを合わせる
広告で期待感を高めたのに、友だち追加後のメッセージやプロフィール画面のデザインが全く違うと、ユーザーは「思っていたのと違う…」と感じてしまいます。広告とLINE公式アカウントのトーン&マナー(トンマナ)を統一し、一貫性を持たせましょう。
【応用編】友だち追加を促すクリエイティブのタイプ別例
- クーポン訴求型: 「友だち追加で今すぐ使える割引クーポンをゲット!」
- プレゼント訴求型: 「友だち追加で限定ノベルティをプレゼント!」
- 診断・診断型: 「あなたの〇〇度をチェック!友だち追加で簡単診断!」
CVRを最大化する!効果的なターゲティングとメッセージ設計のコツ

友だち追加単価を抑えるにはターゲティングと、その先のメッセージ設計がカギを握ります。ここでは、ターゲティングやメッセージ設計の基本的な方法について解説します。
友だち追加の目的別!効果的なターゲティング方法
友だち追加広告の効果を最大化するには、その配信目的によってターゲット設定を変えることが重要です。
例えば、認知拡大や潜在顧客を獲得したいなら、既存の友だちやウェブサイトの訪問者と似たような属性のユーザーに絞って配信するのがおすすめ。見込み顧客や兼在庫客の購入促進が目的なら、自社のウェブサイトに訪問したことがあるユーザーに配信するのが良いでしょう。その際、すでに友だち登録しているユーザーは広告を表示させないことで無駄な広告費を削減できます。
友だち追加後が肝心!CVRを高めるためのメッセージ設計
費用対効果を高めるには、友だち追加後のメッセージ設計も重要なポイント。ステップ配信やセグメント配信などの機能を使ってCVRを高める設計を目指しましょう。
ステップ配信とは、数日間にわたって自動でメッセージを配信する機能。1日目には登録のお礼や自己紹介、3日目にサービスや商品のベネフィットの紹介、5日目にクーポンを配信、など自動でナーチャリングできるのが魅力です。
セグメント配信は、ユーザーの属性や興味関心に応じて、特定のグループに絞ってメッセージを配信できます。パーソナライズされた情報を届けることで、ユーザーのエンゲージメントを高めたり、開封率の高そうなユーザーに絞った広告配信が可能です。これらの機能を使用して、効果的なメッセージを作成してくださいね。
LINE広告で友だち追加を増やし、売上を伸ばした成功事例
ここまで、友だち追加広告の効果を高めるコツを解説してきました。ここでは、実際にLINE広告の友だち追加機能を活用し成功を収めた事例をご紹介します。友だち追加をゴールとせず、その先の売上向上に繋げた具体的な戦略を見ていきましょう。
- 事例1:新規顧客獲得に成功した飲食店の事例
- 熊本ラーメンの「黒亭」では、友だち追加広告を活用し、友だち数が約7倍の3,700名に増加しました。継続的な情報発信により、店舗への来店やECサイトでの購入に繋げ、売上向上に貢献しています。
- 事例2:CVRを大幅改善したオンラインサービスの事例
- メンズスキンケアブランド「バルクオム」では、LINE広告とチャットボットツールを連携させることで、友だち追加後のCVRを大幅に改善。丁寧なナーチャリング(顧客育成)により、定期購入のCPA(顧客獲得単価)が257%改善されました。
参考:事例記事一覧|LINEヤフー for Business
まとめ:友だち追加広告は「誰に」「何を」伝えるかが成功の鍵
LINE広告の友だち追加単価を抑え、CVRを上げるためには、以下のポイントを意識しましょう。
- 目的設定: 友だち追加の先に何を目指すか明確にする。
- 単価の考え方: 友だち単価だけでなく、その後のCVRを含めた最終的な費用対効果で判断する。
- クリエイティブ: ユーザーに「友だちになるメリット」を分かりやすく提示する。
- ターゲティング: 目的とターゲットに合わせたターゲティングを行う。
- メッセージ設計: 友だち追加後のメッセージ設計を戦略的に行う。
友だち追加はあくまでスタート地点です。獲得した友だちを「見込み客」そして「顧客」へと育てていくための戦略を立てることで、LINE広告の成果を最大限に引き出すことができます。
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