ウェブサイトを運営する中で、「ウェブサイトのCVRが伸びない」「せっかく集客したのにすぐにユーザーが離脱してしまう…」といった課題を抱えている方が多いのではないでしょうか?
多くの企業は、ウェブサイトに訪れたユーザーに対して、購入・資料請求といったコンバージョンを一度で完結させようとしがちです。しかし、初めてサイトを訪れたユーザーがすぐにアクションを起こす確率は高くありません。興味があっても「あとで検討しよう」「もう少し調べてからにしよう」と考え、そのままウェブサイトを離れてしまうことも。
LINEを活用することで、この離脱のタイミングでユーザーと繋がり、継続的なコミュニケーションを取ることが可能になります。興味を持ったユーザーを逃さず、段階的に関係性を深めることで、コンバージョン率(CVR)を劇的に改善することができるのです。
この記事では、ウェブサイトからの離脱率を下げ、CVRを向上させるためのLINE活用方法を、具体的なステップと成功事例を交えて徹底的に解説します。
LINEにおけるコンバージョン率(CVR)とは?

まずはウェブサイトやLINE運用にあたって重要な指標と、LINEの平均的な水準を解説します。
まず重要な指標は主に以下のつです。
・CVR:メッセージ受信や友達追加など特定のアクションを起こしたユーザーのうち、商品購入・資料請求・予約などの目標とする行動(コンバージョン)に至ったユーザーの割合を示す指標。
・CTR:メッセージ受信や友達追加など特定のアクションを起こしたユーザーのうち、商品の購入や資料請求などは行わなかったが、導線をクリックしたユーザーの割合を示す指標。
CTRはユーザーの興味や関心の高さを測るもので、CVRは最終的な成果につながったかどうかを測る指標になります。
LINEでのCVRの平均値
LINE経由の商品購入・資料請求などのコンバージョン率の平均値は一般的に1~2%程度とされています。
これはウェブ広告やメールマーケティングと同等かやや高めの水準で、開封率の高さやプッシュ通知の即時性が寄与していると言われています。
ただし、LPの完成度や業種などによって数値は変動するので、自社のKPIに合わせたCVRの最適化を目指すのが良いでしょう。
CVRを高めるために、まずは友達追加してもらおう
ウェブサイトを訪れたユーザーが、あなたのサービスや商品に興味を持ったその瞬間に、LINEの「友達」になってもらうことが最初のステップです。ここでは、ユーザーの離脱を防ぎ、LINE公式アカウントへ誘導するための具体的な方法を3つご紹介します。
【離脱直前】ポップアップで離脱を食い止める
ユーザーがウェブサイトを閉じようとするときに、ポップアップを表示することで、登録の可能性を増やすことができます。
効果的なポップアップの例:
・「ちょっと待った!今だけLINE友達追加で10%OFFクーポンプレゼント」
・「お帰りになる前に、LINEで最新情報を受け取りませんか?」
ポップアップには、ユーザーにとって友達追加するメリットを明確に提示することが重要。単に「友達追加してください」と呼びかけるのではなく、限定クーポンや特別な情報を提供することで、ユーザーの行動を促します。
【ウェブサイト内】LINEアカウントへの導線を最適化する
LINE公式アカウントの導線を最適化し、ウェブサイトの特定の場所にLINEへの導線を設置することで、ユーザーがいつでも友達追加できるようにします。
導線設置の具体例:
- ヘッダー・フッター: サイトを閲覧するすべてのページに表示される場所に導線を配置します。
- サイドバー: PCで閲覧する際に常に表示される場所に「LINEで相談」などのボタンを設置します。
- 記事内: 関連性の高いコンテンツ内に、自然な形で友達追加を促すバナーを挿入します。
特にスマートフォンユーザーは、ウェブサイトをスクロールしながら閲覧します。画面の下部に常に表示されるフローティングバナーなども有効になるでしょう。
【サンクスページ】コンバージョン後の顧客と繋がりを継続する
商品購入や資料請求が完了した後の「サンクスページ(完了画面)」は、LINE友達追加を促す絶好のタイミングです。
サンクスページ活用のポイント:
- 感謝のメッセージ: 「ご購入ありがとうございます!」といったメッセージとともに、「LINE友達追加で、次回の購入に使えるクーポンをプレゼント」といった特典を提示します。
- メリットの訴求: 友達追加することで得られるメリット(例:発送状況の通知、使い方ガイドの配信、次回使えるクーポンなど)を具体的に伝えます。
サンクスページで友達になってもらうことで、購入後も顧客との関係を継続し、リピート購入やLTV(顧客生涯価値)の向上に繋げられますよ。
友達追加したユーザーのCVRを改善する具体的な施策を知ろう
LINEの友達を増やしただけでは購入などの目的に効果的とは言えません。セグメント配信・ステップ配信などを活用し、ユーザー一人ひとりに合わせた情報を提供することでCVRを高めていきましょう。ここでは、LINEでできるいくつかの施策を紹介します。
セグメント配信:開封率の高い特定ユーザーに絞ってアプローチ
「セグメント配信」とは、LINE公式アカウントの友だちの中から特定の条件(年齢、性別、居住地、友だち期間、クリックしたメッセージなど)に該当するユーザーを抽出し、そのセグメントに絞ってメッセージを配信する機能です。これにより、全ユーザーに一斉送信するのではなく、一人ひとりの興味やニーズに合わせたメッセージを届けることが可能になります。
カートに商品を入れたまま購入に至らなかったユーザーに対し、リマインドメッセージやクーポンを配信して購入の可能性を高めることなどが可能です。
シナリオ配信(ステップ配信):ユーザー行動に合わせたメッセージで開封率を上げる
「シナリオ配信(ステップ配信)」とは、LINE公式アカウントの友だち登録日や特定の行動をトリガー(起点)に、あらかじめ設定した複数のメッセージを自動的に、段階的に配信する機能です。ユーザーのサービス理解を深めたり、購買意欲を段階的に高めたりすることができます。
登録から数日後に自動でメッセージが届くので、まるで専任の担当者が個別に対応してくれているかのような体験を提供します。
一度シナリオを構築すれば、あとは自動でメッセージが配信されるため、運用にかかる手間を大幅に削減できるのも魅力です。
クーポンやメニューの最適化
この他、LINE公式アカウントでは、友だち限定のクーポンやキャンペーンを簡単に作成・配信することができます。初回購入特典や継続利用特典など、ユーザーに合わせた体験を提供することでCVRを高めることができるでしょう。
また、ユーザーの属性・行動履歴などからパーソナライズされたメッセージを送ることで、自分だけの特別感が演出できます。
リッチメニューを最適化する
「リッチメニュー」とは、LINEのトーク画面下部に表示される、画像とテキストを組み合わせたメニューのこと。最大で6つの項目を自由に設定できるため、ウェブサイトへの誘導やクーポン配布、よくある質問の表示など、様々なアクションを促すことができます。
例えばウェブサイトへの導線を増やしたいなら、常に表示されるメニューから、商品ページやブログ記事、問い合わせフォームなどの導線を設置すると良いでしょう。
例えばウェブサイトへの導線を増やしたいなら、常に表示されるメニューから、商品ページやブログ記事、問い合わせフォームなどの導線を設置すると良いでしょう。
今すぐ始める!LINEをCVR改善に活用する3つのステップ

LINEを活用したCVR改善は、今すぐ始めることができます。以下の3つのステップを参考に、あなたのウェブサイトでも実践してみてください。
ターゲット顧客を定義し、LINEで何を提供するか決める
まずは、あなたのウェブサイトに訪れるユーザーがどのような悩みやニーズを持っているかを明確にしましょう。その上で、LINEでどのような情報やメリットを提供すれば、ユーザーが友達追加したいと思うかを考えます。
ウェブサイトのどこにLINEへの導線を設置するか決める
ウェブサイト内のどこにLINEへの導線を配置すれば、ユーザーに一番見つけてもらいやすいか、そして友達追加したくなるかを検討します。ウェブサイトの訪問ユーザーの動きを分析し、最適な場所にバナーやボタンを設置しましょう。
成果を測定し、改善を繰り返すPDCAサイクルを回す
LINE公式アカウントには、メッセージの開封率やクリック率を分析する機能があります。これらのデータを定期的に確認し、「どのメッセージが効果的だったか?」「どのタイミングでの配信が最適か?」などを検証します。このPDCAサイクルを回すことで、より効果的なLINE運用が可能になります。
まとめ:LINEを活用してCVRを上げよう
ウェブサイトのCVR改善は、単にデザインやコピーを変えるだけでは不十分です。最も重要なのは、一度の訪問で終わらせず、顧客と継続的な関係を築くことです。
LINEは、ウェブサイトを訪れたユーザーとの長期的なコミュニケーションを可能にし、潜在的な顧客を「ファン」へと育てていく強力なツールです。
「いつか買うかもしれない」と思っていたユーザーが、「今、買いたい」と思えるタイミングで最適な情報を提供することで、あなたのビジネスのCVRは確実に向上します。今日からぜひ、LINEを活用したCVR改善を始めてみませんか?
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